悪魔と少女とkissマーク
『…その願い、マジで言ってる?』
「もちろん」
悪魔の声が低くなったような気がして少し怖くなったけど
私はしっかりとした声で答えた
いや、自分ではそう答えたつもりだ
本当は気づかない間に声が震えていたのかもしれない
体は震えて、尋常じゃないほどの汗が噴出している
私は
この言葉を言うのが怖かった
だけど
本当の本気で
自分で精一杯考えた結果だ
これが私たちにとって
一番いい方法なんだ