悪魔と少女とkissマーク
失ってから
自分の中にあった陳腐な思いに気が付く
失ってから気付いたって
もう遅いのに
自分の中の闇の部分をさらけ出して
それが非道なことだというのに気付きもしなかった
…このままで終わりたくなんて無い
じゃあ…どうすれば…
「ああ~っ!くそっ!」
俺は自分の髪の毛を掴んでベッドの上に倒れこんだ
…久しぶりに自分の部屋で寝るなと思い両手を伸ばすと
…何か柔らかいものに手が触れた
驚いて振り向いたその先にあったのは
気持ちの…答えだった