悪魔と少女とkissマーク




もう自分が妄想しているところで本人が目の前にいると

思っていることがばれないかなって余計に恥ずかしくなる…



うきうき気分で歩いていたら
すぐに映画館の前についてしまった



気が付いたらいつの間にか繋がれていた手をぱっと離して
日下部さんはチケット売り場に行ってしまった





…えっと

私まだ見たい映画言ってないんだけど




私が何も出来ないで突っ立っていると



『…じゃあ行こっか』



そのまま私の手を繋ぎ直して館内に入っていった





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