悪魔と少女とkissマーク



あれ…?


この人…




どこかで会ったような…





ぶつかった相手の方も何だか不思議そうな顔をしていたけど

「すみません」と言い直して反対方向へ歩いていった




…気のせいか




そして私も歩き出…





「あ゛ぁーーっ!!!」



思い出したっ!



私はくるっと振り向いてさっきの人を指差す





_________...




『「あんときのロリコン男~!」って
俺一体どんな印象だったんだか…』



「すみません…いろいろと記憶が混ざっていて…」


遠い目でどこかを見る日下部さんに

私は真っ赤な顔をただ伏せるだけだった





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