悪魔と少女とkissマーク



『簡単に言うとそんなもん、お前等人間のライフは魔力の源だから貰う分量を減らすわけにもいかねえんだよ』



そこまで言うと

悪魔はすっと私の首元から指を離した






…おかしい




さっきまで冷たい指先が触れてたはずなのに


火のそばにいるように首筋が熱い






何これ!?


この悪魔毒でも仕込んだ!?

こいつだったらやりかねない…





慌ててさっきまで悪魔が触っていた場所に手を当てて擦る



まあ、今更そんな事やったって意味ないかもしれないけどさ


しかも摩擦熱でもっと熱くなっちゃったし





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