いつか会える日まで
「可菜…こんなことやっぱり意味ないよ…お互いを傷付けて…私がなにより辛いのは浜益くんや智尋くんのように関係ない人が巻き込まれちゃうことだよ…」







「うるさい!!」

静かに可菜が立ち上がった。


「アンタに私の何が分かんの?私は今まで愛されたことなんてなかった…アンタの幸せ…少しくらい分けてくれたっていいじゃない」





「可菜…」


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