いつか会える日まで
「浜益くん…」

「ん?」

「私ね、今すごく幸せ。しーちゃんや和史、智尋くんがいる。」

「うん…」

「でも1つ寂しいのは浜益くんがいないことだよ…私たち前みたいに仲良くできるかな…?」

「分からない…」

「私…浜益くんと仲良くできて良かった。入学式の日、和史が浜益くんの親友にムリヤリでもなってくれて良かった。」


今にも出そうな涙を必死に堪えた。
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