いつか会える日まで
「鈴亜帰ろうぜ!!」

「おうよ!!」
私が帰ろうとしたら可菜が激しく手を振ってきた。



「ねぇ…鈴亜。」

「ん?!!」

「花ちゃんに明日のダブルデートのこと話した?」

「うーん…まだ。」

「んじゃ、和史に鈴亜が言ってよ。俺が花ちゃんに言うから…」

「別にいいけど…」

「絶対に"ダブル"デートってとこを強調してね。」

「OK!!」

「なに2人でコソコソしてんだよ!!」
気付いたらしーちゃんたちが利用している駅の前まで来ていた。

「じゃあね、鈴亜!!」

「バイバイ。」
しーちゃんと挨拶をして行こうとしたら浜益くんに呼び止められた。


「鈴亜。」

「はい!!」

「言ったら、メール頂戴!」

「ラジャー!!」

「じゃあね…」

「うん!!」
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