いつか会える日まで







今日の授業は耳に入らなかった。

「いつもだろ」と言われれば、そうだがいつに増して今日は内容が頭からスルスルと抜けていった。




「智尋くん…今日話そう。」

やっと、出た言葉はデートの誘いみたいなノリだった。

「OK!」

いつものハイテンションだが、今日はどこか影があった。







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