いつか会える日まで


「あのね…」

学校近くのファミレスで向かいに座る智尋くんの顔を直視できず、私は手元のアイスティーに視線を落とした。





「知ってたよ。」


「??」








「俺が無理矢理ここへ連れてきたけど、本当は駅前の喫茶店に行きたかったんでしょ?」




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