いつか会える日まで


「今日から会わない!!?」


「うん。」

職員室から帰ると私は浜益くんをいつものファミレスへ呼び出した。



「なんで急に?」


「浜益くんと一緒の大学に進学したいの。だから…このままじゃ、進学はムリだって言われたから…」


「……鈴亜」

少し黙って、浜益くんがゆっくり続けた。



「本当に俺と同じとこへ行きたいの?」


「うん。」


「それなら、明日から放課後図書館に集合!勉強するぞ。」


「えっ?」


「俺も鈴亜と大学行きたいから。」

「ありがとう。」


浜益くんに明日から勉強を教えてもらうことになった。






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