いつか会える日まで



「"好き"ってどんな感じ?」


「好きは…」

陽は私にそっと軽いキスをした。

「こういうこと。」


そうして
私の大好きな、何を企んでいるのか分からないような笑顔を浮かべた。




「鈴亜の"好き"は?」


「えっ?」


「好き。」





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