いつか会える日まで
最終章
最後の言葉
陽との"別れ"から1週間が過ぎた。
今でも立ち直れない私がいる。
お葬式にも告別式にも行かないつもりだった。
でも、お葬式から帰ってきた和史に言われた。
「お前が行ってやらなくて、どうすんだ!今アイツが一番逢いたいのはお前だろ。誰もいない場所へ行くんだぞ。きっと、寂しいに…不安に決まってる。最期くらいお前が傍にいてやれ。」
そう怒鳴られた。