いつか会える日まで


式が終わり、携帯を開いた。


陽が学校へ来ない日から一度も携帯を開くことはなかった。



「陽…」


待受の2人が付き合いだした日、撮った写真を見つめ、遠い思い出に感じる日々を思い出していた。









画面の上の留守電に気づいた私は留守電を聞こうと画面を開いた。





ウソ…―





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