いつか会える日まで


『……鈴亜…』

留守電を聞こうとボタンを押した瞬間―


どこか懐かしいような陽の声が聞こえた。




でも

私は逃げた。


怖くて携帯を閉じた。







< 297 / 317 >

この作品をシェア

pagetop