いつか会える日まで
「と、とにかく…今日はありがとございました。しーちゃんの誤解をキチンと解くように努力します。」

そう言って、私は浜益くんちを後にした。








「鈴亜いる?」

「いない。ってかノックなしで女の子の部屋入ってくるってマナー的にどうなの?」

「今更女って…」

「じゃあ今私が着替えてて下着姿だったら?どうせ鼻血出して、ぶっ倒れるでしょ?」

「お前の裸なんて昔から見てるから…」

「…何かムカつく…で?なに!!!?」

「いや、どうしてるかな?と思って…でも心配して損した。ピンピンしてんな!大丈夫そうじゃん。」

「ま、まぁね…」

「明日はどうすんだ?」

「なにが?」
< 44 / 317 >

この作品をシェア

pagetop