いつか会える日まで
「しーちゃん…」

呼んでもこっちを向いてくれないしーちゃん。

「ちょっとは私の話を聞いてよ!!」

素知らぬ顔で教室に入っていくしーちゃんの背中目掛けて怒鳴った。

「なにを朝から騒いでんの?」
振り向くと可菜と横には浜益くん。



「花ちゃんが?」

昼休みに心配してくれた和史と浜益くん、可菜が話を聞いてくれた。
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