いつか会える日まで
「鈴亜。」

帰りのHRが終わった頃教室に浜益くんが来た。


「陽!!」

可菜のテンションが一気に上がった。


「ちょっと話したいことあるから一緒に帰らね?」

話したいことってなにかな…もしや…告白………ないな…和史のことかな…?

「いいよ。」

「じゃあ下駄箱で待ってるわ。じゃあね、可菜ちゃん。」

「えっ!!あっ、うん…バイバイ。」

< 59 / 317 >

この作品をシェア

pagetop