いつか会える日まで
みんなの落ち着かない様子がなんでか分かった。


「山中智尋(ヤマナカチヒロ)です。よろしくね。」

ノリの良さと日本人離れしたルックスで女子はもちろんのこと男子からも好感が湧いていていた。





机の落書きを消すのに必死で隣の席に転校生が座っていたなんて全く気付かなかった。
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