お嬢様は元ヤンキー!?
嫉妬=好き?...★
◆◇渚side◇◆
7階に着いた途端女子の叫び声。
んでもって一瞬にして奏斗は囲まれた。
「奏斗様っ!!どうしてコチラに///!?」
「あぁ。少し見廻りに。
もうすぐ消灯時間なので皆さんも部屋に入ってくださいね。」
奏斗が少し笑えば女子の顔は真っ赤になる。
ただの営業スマイルなのにね。
「「「「「はい…////」」」」」
「おやすみ。」
「「「「「おやすみなさい…////」」」」」
女子達はすんなり自分の部屋に入って行く。
でもその部屋での会話が、
『なんで奏斗様来たんだろうっ////!!!???』
見廻りのためですよー…
『きっと私に会いに来てくださったんだわ////!!!!!』
わぉ…
被害妄想万歳…
『そんなことないわよ!!!きっと私に会いに来てくださったんだわ!!!!
…にしても奏斗様の私服カッコ良すぎ…///』
確かにそれは思ったかも…
『本当に…////!!!!
明日も来て下さるかしら…///』
たぶん来ますよー…
『こうしちゃいられない!!!!
早く寝て明日に備えなくちゃっ!!!!』
何に備えるのっ!?
『明日の自由行動絶対奏斗様と回れますように!!!!』
え。願掛け?
でも明日星流学園行くんじゃなかったっけ。