お嬢様は元ヤンキー!?
「どーぞ、どーぞ。
びしばし鍛えて下さいね。
本気でプロ目指しているそうですから♪」
「おい!!姉貴っ!!!
余計な事言うなっ!!!!」
「あははははっ!!!!!!
面白い兄弟だ。
心配しなくてもびしばし鍛えてさせてもらうよ。
蓮はうちのチームのエースだしな。
結構期待してんだぞ。だから頑張れ。
ほらサッさと行くぞ。」
「松本さん…
…はい!!俺頑張ります!
じゃあな姉貴!!!!」
「バイバイ♪
たまには私の相手もしてよね★」
「残念。俺の彼女はサッカーだからっ!!!」
「じゃあね、渚ちゃん。」
「はい。
蓮をお願いします。」
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「ただぁいまぁ~…」
蓮と松本さんと別れた後部屋に帰ってきた。
「…奏斗、起きてないかな。」
さっきまで奏斗が寝てた寝室を覗いてみたけど誰も居なかった。
「あれ…
どこいったんだろ…?」
「それはこっちの台詞だ。」
「ぎゃーっ!!!!
って…奏斗っ…!!!」
背後から表れた奏斗にビックリして叫んじゃった…