お嬢様は元ヤンキー!?

「「え？」」

「いいよ。協力してあげる。」

「…っ！
渚ちゃん…「ホント!？」」

「嬉しいっ♪
これからよろしくね～！渚っ」

「うん。」



私は…

奏斗より真綾を取るわ。


友達の方が大切だもの――…


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「ねぇ！
渚ちゃん！良かったの!？
長谷部さんに協力してっ!!!」

「うん。」

「でもっ――…
渚ちゃんだって奏斗様の事っ…「妃ちゃんっ!!!」」

「私はいいの。
友達の方が大切。自分なんて二の次だよ。」

「渚ちゃん…」



これで…

よかったんだ…







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真綾に協力し始めてから２週間が経とうとしていた。

真綾は今までよりクラスに来るようになって、いつも奏斗と話している。


「ねぇねぇ、渚っ！
今度、奏斗と遊びに行きたいんだけど、奏斗ってどんな所が好きなの？」


「――…っ」

―――…"奏斗"

真綾…奏斗の事呼び捨てなんだ…


「…んー…
ちょっと分からないかな…
ごめん…私ちょっと用事…」