お嬢様は元ヤンキー!?
「そっか。じゃあ奏斗-ソウト-の事は覚えてるかな?」
「いえ。なんかすいません…」
「仕方ないわよ。渚ちゃんが幼いときの話だもん。」
「まぁ立ち話も何だから座らないか?」
実はまだ扉の前。
「そうね。あ。美味しいお菓子があるの!!渚ちゃんは紅茶?コーヒー?」
「あっ、手伝いますよ…!!」
「大丈夫よ。ありがとう。どっがいい?」
「すみません…。じゃぁ紅茶でお願いします。」
「じゃあちょっと待っててね~」
しばらくして南さんがコーヒーと紅茶とお菓子を持って戻ってきた。
「はい。深奈と渚ちゃんが紅茶ね。んで昴がコーヒーっと。」
「ありがとうございます。」
「さてとそれじゃ本題に入りましょうか。」
「あっ、あの!その前に奏斗さんというのは…」
「あぁ。そうだったわね。奏斗は私たちの子供よ。渚ちゃんと同い年よ。つまり春から此処の生徒。」
「そうなんですか…」
ここにも同い年がいたか…と思ったけど口には出さなかった。
「さぁ、本題に入りましょうか!!ここ星鈴学園は……」
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「…てところかしらね。」
「あ!そうだ。渚ちゃん学園探検でもして来てみたらどうだい?この2人は話出したら止まらないし。」
「あ、じゃぁそうさせていただきます。」