お嬢様は元ヤンキー!?
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暫く見回りして、今は生徒会室で休憩中。
「渚ってさぁ。
好きな奴いるのか?」
「えっ…///!?!?」
何をいきなり聞いてくるんだ!この男わっ!!!
「いるの?」
「いっ…いるけど…」
「誰?」
言えるかぁぁあああっ!!!!!!
『私の好きな人は奏斗…』
なんて絶対言えない…///
「さっ…さぁ///!?」
そう言って適当にはぐらかす。
「………。」
「そっ…奏斗は好きな人いるのっ///!!?」
うゎ…私何聞いてるんだろ…ι///
これで『いる』とか言われたら玉砕決定ぢゃんι!!!
「………。
………いるよ。」
―――――――…ガーン…
玉 砕 決 定 。
「だ…誰…?」
「さぁ?」
「はぐらかすなぁ!!!」
「お前だってさっきはぐらかしただろ」
「それはっ…ι!!」
「それと同じ。
休憩終了。見回り行くぞ。」
「はーい…」
生徒会室を出て、職員室方面を廻る事にした。
正直言って、暗すぎて何処に何があるか分からない。
っていうか…
『奏斗の好きな人』…か…
どんな人だろ…
たぶん凄く綺麗で、ボン・キュッ・ボンのお姉さんとかなんだろうなぁ…
奏斗の事だから、絶対堕としそうだし…
「はぁ…」
「…ι?」
なんか凄く落ち込む…ι
――――――――――ピカッ…
「え…?」
なんか今…
光った…?
「奏斗…?」
「ん?」
「い…今…何か光らなかった…?」
「いや?」
「そ…そぅ…ι」
じゃあ、私が見たのは一体何だったの!?
人魂!?
違うよね…
うん…絶対に違う!
(↑勝手に納得。)