お嬢様は元ヤンキー!?
~回想~
「緒方さん、好きです//!!
僕と付き合ってくれませんか//!!??」
「ごめんなさい…」
場所は体育館裏。
私の目の前には甘やかされて育った事が丸分かりの体型をした油ギッシュな男子生徒。
「そこをなんとか!!僕、今年中に彼女を作らないとママ~ンにお見合いさせられるんだよ~
緒方さんならママ~ンの好きそうなタイプだし、
それに僕と付き合えば毎日楽して暮らせるよ~?」
そんな暮らしが貴方をそんな体型にしたのではι!?
っていうかママ~ンってιι!!
「ねぇえ~、緒方さ~ん。」
そう言って一歩一歩近づいてくる油ギッシュ君。
「(近づかないで~ι!!泣)
え…えぇっと!!!
あっ!私には好きな人があますι!!!だから付き合えませんι!
ごめんなさいっι!!!」
「…好きな人…?」
「う…うん…?」
「誰…?今個々に連れてきて…?」
…そんな事言われてもーっι!!!!
また一歩一歩近づいてくる油ギッシュ君。
それと同時に後ろに一歩一歩下がる私。
「……!!」
気が付けば後ろはもう壁。
前には油ギッシュ君。
つまり…
かなり私、ピンチな状況…?