お嬢様は元ヤンキー!?



「そんなの決まっているじゃないか!!僕の家さ!!」


「(バカか…ι)
……今日本で1番発展している財閥は緒方財閥だよ。

そしてここにいる渚こそが緒方財閥の長女、緒方 渚。」


太川君は開いた口が塞がらないような感じで私の方を見てきた。


「…ついでに言うと、この学園で1番金持ちなのも緒方さんだと思うよ?」


「…そうみたいデス…ι」


「くそ…!お…覚えてろよぉ~!!」


そう言い残して太川君は何処かに走って言った。


「覚えとけって…何を覚えとくんだよ。」


「そうだね。

……っていうか、奏斗さん?」


「ん?」


「私いつまで抱き締められたままなの//ι?」


「…俺の気が済むまで。」


「はいっ!?」


「そういえばまだ助けたお礼、貰ってなかったな。」


ニヤリと微笑んで、私を抱き締めていた腕を離した。


「……?」


「さぁーてと…
助けたお礼、たっぷり貰おうかな♪?」


「は?」


「とりあえず渚からキスがいいな?」


「はいっ//!?」


思わず後退りする私。


「ちゃんとお礼はしてもらわないと。ね?」


『ね?』ぢゃない///!!!




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