お嬢様は元ヤンキー!?




「なんで私が…」


「ふーん…。渚はして欲しいんだ?俺から。」


「べっ…別にそういう訳じゃ…!」


「じゃあ、いいじゃん。

別に俺からしても良いけど…
…ちょっと激しくなっちゃうかもよ?」


気が付くと後ろが壁、目の前には私の顔の横に手をついて立っている奏斗。


もしかしたら私…

――またピンチ!!!?



「どうする、渚?

俺からするか、渚からするか。」


ちょっと待って…?

奏斗から→激しいの。
私から→ちょっと触れるだけの。


……私からのが楽じゃん!!!


「渚…?」


「目。」


「メ?」


「目ぇ…瞑って…?」


「(やば…//ι)…ん。」


私は少しだけ背伸びをして奏斗にキスをした。


「………///」


唇が離れてから自分でも顔に熱が増していくのが分かった。

赤くなっている私と対象に奏斗は…


「……しょぼ…」


「はいっ///ι!!?」


「何今の。ちょっと当たっただけじゃん。

もうちょっと良いの期待してたんだけど。」


「無理無理っι///!!!
今ので限界っι//!!精一杯っ//!!!!」


「じゃあ、教えてやるよ。」


「は?」


そう言った次の瞬間――…





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