お嬢様は元ヤンキー!?
まぁ、全然怖くないけど。
「あんた、本当にムカつくわ…。
調子に乗るのもいい加減にしなさい?」
「調子になんか乗ってませんけど。」
「そういうのを調子に乗ってるって言うのよ。バカじゃない?頭大丈夫?」
「大丈夫ですよ。入学してから学年出席は維持してますから。」
あんまり自分の事を棚に上げるのは好きじゃないけど。
「なによ。自慢?」
「えぇ。それなりに努力はしてるんで。」
私は笑顔で答える。
「何、アンタ!?ホンット頭きた!!! こっち来なさいっ!!!」
「きゃっ!!!!」
髪を引っ張って何処かへ連れていかれる。
ってか抜ける!!痛いってι!!!
――――――――…バンッ!!!!!
「痛っ――…」
なにここ…?
真っ暗…
「今更謝っても遅いから。マジでムカつく。
顔にた~っぷり傷つけてあげるわ。
奏斗様に顔だしできないようにね。」
見た感じここは体育館倉庫らしい。
広…流石星鈴学園。
あ、感心してる場合じゃないか。