お嬢様は元ヤンキー!?
「優奈うっさい。」
「だって本当の事じゃない。」
「なになに!?
実は奏斗、和食好き!?」
「まじか!?
せやったら今度俺のお好み焼き食わしたるわ!!!」
「亮平、お好み焼きって和食なの?」
「………。
わっ和食と思えば和食になるわい!!!」
「どんな言い訳だっ!!
でも奏斗が和食好きって以外だったね。
洋食好きそうな顔なのに。」
「どんなだよ…ι」
まぁ確かに洋食より和食が好きだけど。
「まぁ、でも奏斗の家は
みんな洋食派だから
食べられないのは仕方ありませんね。」
「優奈うっさい。」
「その言葉2回目ですわ。」
「………。」
「あら、もうこんな時間。
それじゃ行ってきますわ。」
「なんか喉渇いたわ。
小明、コーラ持ってへんか?」
「持ってるわけないでしょ……ι
じゃ買いに行く?」
「あぁー…
そうすっか。
奏斗と優奈なんか要るもんあるか?」
「特にない。」
「わたくしもですわ。」
「ぢゃ、コーラと適当におやつ買って来るね。
あっ。優奈ちゃん
途中まで一緒に行こっ!!!」
「んぢゃ、奏斗。
留守番よろしくやで。」
「はいはい。」
―――――――バタン
「はぁー…」
やっと静かになったか…