TIME☆1
告白した女の子が
泣きながらかけていった。

シーン

・・・。
さいってーい・・・。


「サンキュー」

は?

「サンキューじゃないわよ!!
だいたいね、
好きじゃないなら。
好きじゃないっていいなさいよ!!」
「だってさー。
前も、そんなこと言ったけど
彼女いないとしつこいんだもん。」
「じゃあ、彼女つくったら!!」
「え?
彼女になってくれるの?」
「い・や!!」
「えー、そんなぁ。」
「あのさぁ、浩人くん軽い!」
「あ、それよく言われる。」
「へらへら笑わないで。」
「ゴメンねぇ。
いつもこんなんだから。」

私はその場から逃げる。

・・・、なのに、
相変わらず浩人くんはついてくる。

「ねぇー。
逃げないでよ。」
「いい加減にして!
あたしそういうの好きじゃないの!!」
「じゃあ、どういうのが好き?」
「うっとうしくない人」
「・・・。
わかったよー。
でも、お隣だから
授業中はよろしく☆」

あー、もう!!
いらつく。
なに?!
あいつ!!

それからというもの
浩人くんは毎日私のところにきた。

だから、うっとうしい人
嫌いだってば!!




「あのさ、あのさ。」

無視

「もぉ。無視しないでよ。
それ、リアルに傷つく。」

ふん。
知るか。

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