TIME☆1
「そういう、とこも
かわいいー☆」

おっえ・・・。
無理・・・。

本気で青ざめるのに
気づいていないのか
浩人くんはまだ話を
続ける。

「そういえばさ、
この前のお礼に
なんかおごるよ。」
「いや。」
「そんなー。
ねぇー。いこーよー。」
「いやだってば。」
「わかった!
じゃあ、俺と一回デートしてくれたら
もう、こんなことしない。」
「なんでいかなきゃなんないのよ。」
「えー。じゃあもっと
しつこく来て欲しいわけェ?」

えっ・・・、
それはやだな・・・。

「ほら!
やでしょ?
だったら行こうよ」

一回かぁ。
きついなぁー。
でも、それさえ我慢すれば・・・。

「わかった。
一回だけたがらね!!」
「ありがとっ!
じゃあ、土曜の1時に駅前でね。」

そういって、
浩人くんは去って行った。

はぁ・・・。
本当かって・・・。
行きたいなら他のこ誘えばいいじゃん。

でも、我慢我慢・・・!!






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