TIME☆1

案外その日は
あっという間にやってきた。

ちなみに
その日の私の服装はというと
ミニパンにTシャツ
という至って
シンプルだった。

さすがに
昔のあの普段着はね…。
一応精神年齢23だから。

そして
待ち合わせの駅前に行くと
すでに浩人くんがいた。

「ごめん。
浩人くん。待った?」

「ううん。今きたとこ。
てか、その服装普通だね。」

「な!失礼な!!」

「嘘だよ。ごめん。
未央ならなんでも似合うよ」

「それって
じっみ~な服でもってことぉ?」

ジョーダンのつもりだった。
のに……。




「うん。そゆことぉ。」


ムカ


「もーいい!帰る!
きたあたしがバカだった。」

「そんなこと言わないでよぉ。
もう、言わないから。
今日はお願い。」

両手を合わせて
頭を下げながら
浩人が言う。

「…。
なら、早くなんかおごって…。」

「うん。安いとこでいい?」

「別にどこでも
どーぞ。」

「もうちょっとテンション上げてよー。」

「誰のせいよ。」

「ごめんってばぁ。」

…。

とかいいながら
笑ってんじゃん。



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