TIME☆1
ピピピ
ピピピピピピ
グーグー
「こら!起きなさい。」
ドサッ
「いて!」
寝ぼけていたのか
さっきの声とともに
私はベットから落ちた。
ドタドタドタ
階段を上がる音がする。
ばたん!
「もぉ、やっと起きた!
朝くらいちゃんと起きれないわけ?
あんたは。」
呆れて朝っぱらから
怒鳴るのはお母さんだった。
「ご、ごめん。
すぐしたくるから…。
…ふぁ~……。」
「しっかりしてよねぇ。」
「はーい」
という訳で
すぐに支度をすませ
私は家を出た。
あー、眠む。
昨日考えすぎて
眠れなかったな。
ときかく、
今日も未来変えないためにも
なんとかするか。
「みーお♪」
その声は
自転車に乗った真紀だった。
「あ、真紀。おはよ。」
「おっはよぉ~。
今日も後ろ乗ってく?」
「いいの?」