TIME☆1
一瞬。
意味がわからなくなった。
本当に夢だったのかな。
だとしてもリアルすぎない?

あっ!
もしかしてこれは
ただのドッキリとか!?
だったらここはお母さんのいう事に
従えばいいんだ!!

「わかった!
お母さん。
私、顔洗って着替える。」
「うん、そうしてちょうだい。
お母さんとしても、助かるから。」

やっぱり・・・、
これはドッキリなんだ。

くぅ~、こんなの
しかけちゃってぇ。
なかなかこってるなぁ。









そして私は
着替え終わり、朝食も食べ終えた。

「お母さーん。
学校いくよー。」
「いってらっしゃーい」

あれ?
なんで止めないんだろ。

「本当にいくよー。」
「うん。いってらっしゃい。」
「あ、うん・・・。
行ってきます・・・。」


バタン



本当に大丈夫かなぁ。
なんか不安になってきたんだけど。
このまま学校いけばいいんだよね?


「みーおー!!」

ん??

そういって私を呼ぶのは
親友の真紀だった。
しかも、制服姿に
自転車こいで!!

「あんた。
おくれるわよ。
後ろ乗ってく??」











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