君を愛した証―上―
一、アイツへの想い
ねぇ、翔太。

私は今もあんたが好き。

「香恋~おっす」

「おはよ、翔太。」

ドキッ。

心臓の鼓動が速くなる。


翔太、好き・・・。

私、月島香恋。

「でさぁ・・・」

「HR始めるから席戻るっ」

シッシッと冷たくあしらう。

本当は・・、もっと一緒にいたいの。


私と翔太は幼なじみ。

幼なじみは恋に発展しない・・・。




翔太、覚えてる?

あの日の約束を・・・。
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