君を愛した証―上―
「かーれんっ♪また聞いてよぉっ!」

あ、嫌な予感・・・。

「さっきの時間私いなかったでしょ?
竜馬君とぉ・・・ヤってたのぉ」

ブホ――――――――――――――ッ

嫌な予感、的☆中。

どれだけやれば気が済むんだか・・・。

私は、教室を去って・・・トイレに向かう。


私のお母さんから受け継いだ髪・・・

それは、どんな宝石よりも輝く

金色の髪。

お母さんは死んだから、髪を丁寧に結ぶ。

そして教室に戻り、日々を過ごす・・・。

「あの・・・っ斉藤君少しいいかなっ?

「なに~?」

女王さまの、鳳 雅・・。

「好きですっつきあってください><」

ザワッ!!

いや、いや・・・。







翔太、断って!!

「ごめん・・好きな人いるんだ」

好きな人?


なにそれ、聞いてないよ。

私は・・っ翔太が好き!!
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