眠り姫
目覚めのキス
帰り道
「あっそうだ。
明日から俺起こすとき、ちゃんとキスしろよ。」
「えぇっ?!」
森野の方に勢いよく見た。
森野は可愛い顔でニコッっと笑って
「眠り姫の永い眠りには、愛のキスが必要だから。」
かぁっと私の顔が赤くなるが分かる。
ぱくぱくしている私に、森野は唇にキスをした。
「頼むぞ。ほたる!!!」
と私の頭をポンと撫でた。