すれ違い注意報!!
「お前のことが好きなんだよ!!」
声を張り上げながらゆうちゃんはいった。
すき、って今いったよね?私の聞き間違えじゃないよね…すきだよね…すしじゃないよね…
「で、でもゆうちゃん「お前のことが、」
私の一番ききたい疑問はゆうちゃんにさえぎられた。
「ずっと好きだった」
また心臓がはねた。わしずかみされた。心臓から血がたくさんでてる、とにかく心臓がやばいということを伝えたい。あぁどうすればいいの…声を出したいのにでないよ…
私がずっと黙っていると、
「…ごめんな、あんなことして、もうお前に近づかないからさ、安心しろよ…」
目を伏せながらいうゆうちゃん。まつ毛が影をおとす。
「だからさ、泣くなよ」