すれ違い注意報!!


「お前のことが好きなんだよ!!」


声を張り上げながらゆうちゃんはいった。


すき、って今いったよね?私の聞き間違えじゃないよね…すきだよね…すしじゃないよね…

「で、でもゆうちゃん「お前のことが、」

私の一番ききたい疑問はゆうちゃんにさえぎられた。

「ずっと好きだった」
また心臓がはねた。わしずかみされた。心臓から血がたくさんでてる、とにかく心臓がやばいということを伝えたい。あぁどうすればいいの…声を出したいのにでないよ…
私がずっと黙っていると、
「…ごめんな、あんなことして、もうお前に近づかないからさ、安心しろよ…」

目を伏せながらいうゆうちゃん。まつ毛が影をおとす。


「だからさ、泣くなよ」
< 11 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop