すれ違い注意報!!
違うよ、ゆうちゃん。泣いてるのはうれしいからだよ、この鈍感が。なんでわかんないんだろう…
私は涙をぬぐって、
「ねぇ私が誰を好きかしってる?」
鈍感ゆうちゃんに質問をした。
「誰って、しらねえよ、そんなことより早く帰ってくれよ。俺これ以上お前といたら、今度こそ…」
私はゆうちゃんを指さした。
「はっ?」
私はね…ずっとずっと…あなたが好きだったんだよ?
「私の、好きな人」
ゆうちゃんの目を真っ直ぐに見ていった。