すれ違い注意報!!
セ フ レ ?
私は言葉の意味を理解できずに呆然としていた。
「それって…なに?」
私は首をかしげてゆうちゃんに質問した。
「それはな…ぼそぼそ」
私の耳に手をあてて小さい声で説明してくる。
「ぎ、ぎゃぁあ~~」
耳に手をあてて顔を真っ赤にして叫んだ。
すぐにゆうちゃんと距離をとる。
ばかばかばかっ!ゆうちゃんのばか!
ぽかぽかとゆうちゃんをたたく。
「いて、っ、ごめんって、仕方がなかったんだよ;」
仕方がなかった?なにがよっ!!もう知らない!!まだ叩き続けている私の腕を掴んで、
「だってさ…そうしないとお前のこと襲っちゃいそうだったから…」