すれ違い注意報!!
いつから好きになったなんて覚えていない。気づいたら好きで、ずっと目でおっていた。私の家の隣にすんでいるゆうちゃんは、私の三歳上で、19歳の大学生。そして、幼なじみという称号が私にはある。
ゆうちゃんはかっこよくていつも周りには女の子がいた。彼女、という存在がゆうちゃんの周りにいなかったときはなかった気がする。
そのぐらいゆうちゃんはもてていた。でも、彼女という存在が一人の人に定着したこともなかった。
だから私がゆうちゃんと一緒にいる女の人を見るときはいつも違う人。
それを見るたびに胸が苦しくて、鼻の奥がツンッとする。