すれ違い注意報!!
「ねえ、まって、ゆうちゃん、ゆうちゃんってば!!」私の声を無視して、階段を上がっていく、とまったと思ったらガチャ、と音がしてドアが開いた。そしてドアの中にいれられる。
…ゆうちゃんの部屋だ。久しぶりにはいったな、なんて思っていたら、強い力で腕を引っ張られ、私は体制をくずした。
た、たおれるっ!!そう思うと目をつむった。
あ、あれ痛くない…な、なんか背中が柔らかい、
…目をあけてみると、近くにゆうちゃんの顔。
「、わっ」
思わず声を上げる。
倒れたままの体制を直そうと、おきあがろうとしたら、ゆうちゃんにそれを阻止された。
両肩に両方をあてられて、おきあがることができない。今の状況できづいたことがあった。わ、私ベットに寝てる?そう思いながらゆうちゃんを見ると、ゆうちゃんが私の上に乗っていた。