原色ヤンキーにメガネ
(断る!絶対に断ろう!)
小学生の時は玉置が恐ろしくて断れなかった良子だが。
放課後の教室で間違えを指摘する度に『なんだと?』と一々睨み付けられたあの恐怖体験を思い出して、良子はなにがなんでも断ろうと決心する。
「ご、ごめん。お断りします」
「……ん?何をだ?」
(あ……先走り過ぎ。マズい……)
思わず内容を聞く前に断ってしまった良子は自らまたドツボにハマってしまう。
「ほらッ、私意外と忙しいし。と、友達との付き合いとか……。だからさ、玉置君に何を頼まれても時間があんまりないと思うんだよね……」
小学生の時は玉置が恐ろしくて断れなかった良子だが。
放課後の教室で間違えを指摘する度に『なんだと?』と一々睨み付けられたあの恐怖体験を思い出して、良子はなにがなんでも断ろうと決心する。
「ご、ごめん。お断りします」
「……ん?何をだ?」
(あ……先走り過ぎ。マズい……)
思わず内容を聞く前に断ってしまった良子は自らまたドツボにハマってしまう。
「ほらッ、私意外と忙しいし。と、友達との付き合いとか……。だからさ、玉置君に何を頼まれても時間があんまりないと思うんだよね……」