原色ヤンキーにメガネ
「あれぇ?相澤、スクール水着ィ?つか相澤がプールに来るなんて……世紀末?」
(今世紀は始まったばかりじゃい!アホンダラ)
ガハハハハ……と笑う男を睨んだ。
歪んだ意地の悪い笑顔の男は、隣のクラスの新年(シンネン)。
通称『シンネ』。
めでたい名字にあやかって脳ミソもめでたい奴、と良子は常々思っている。
「シンネ、スクール水着ってなんかやらしいよなぁ、こういうトコで見ると。なんかのプレイ?鉄パンツ相澤に限ってそりゃねぇか?!フヒャヒャヒャ──」
シンネの隣には同じく隣のクラスの成瀬(ナルセ)。
一瞬ナルセの左耳のピアスがキラリと光った。
(気持ち悪ッ……)
その上、笑い方がバカッぽいのだから堪らない。
(今世紀は始まったばかりじゃい!アホンダラ)
ガハハハハ……と笑う男を睨んだ。
歪んだ意地の悪い笑顔の男は、隣のクラスの新年(シンネン)。
通称『シンネ』。
めでたい名字にあやかって脳ミソもめでたい奴、と良子は常々思っている。
「シンネ、スクール水着ってなんかやらしいよなぁ、こういうトコで見ると。なんかのプレイ?鉄パンツ相澤に限ってそりゃねぇか?!フヒャヒャヒャ──」
シンネの隣には同じく隣のクラスの成瀬(ナルセ)。
一瞬ナルセの左耳のピアスがキラリと光った。
(気持ち悪ッ……)
その上、笑い方がバカッぽいのだから堪らない。