原色ヤンキーにメガネ
伏し目がちになった良子に玉置はモゾモゾと携帯電話を差し出す。
無言で何気なく見た画面には、黒髪で清楚な感じの女子高生が玉置と映っていた。
「……可愛いべ?」
「うん。……可愛い。同じ学校?」
「あ?西高にこんな上品で可愛い子はいねぇよ」
「なんで知り合ったの?」
「…………」
「……え?なんで真っ赤になるの?」
「ひッ、一目惚れしたんだよッ!!んで、リエちゃんに声かけたんだよッ。文句あっか!」
(こ、恐ッ!ってか文句言ってないじゃんかよ)
いちいち照れる度に怒鳴られるのも割りに合わない。
この攻撃も効果的ではあるが、考えモノだ。
無言で何気なく見た画面には、黒髪で清楚な感じの女子高生が玉置と映っていた。
「……可愛いべ?」
「うん。……可愛い。同じ学校?」
「あ?西高にこんな上品で可愛い子はいねぇよ」
「なんで知り合ったの?」
「…………」
「……え?なんで真っ赤になるの?」
「ひッ、一目惚れしたんだよッ!!んで、リエちゃんに声かけたんだよッ。文句あっか!」
(こ、恐ッ!ってか文句言ってないじゃんかよ)
いちいち照れる度に怒鳴られるのも割りに合わない。
この攻撃も効果的ではあるが、考えモノだ。