君が笑顔になれますように
こうして准の背中を眺めるのも、いつしか私の日課になってる…。



准は廊下側から二列目の前から三番目の席。



私は窓側から数えて三列目の一番後ろの席。



実は、結構気に入ってるんだ…この席。



だって准よりも前の席だったら、後ろを振り向かないと、あなたのことを見れない。



だけど、あなたよりも後ろなら、自然にあなたを見ていられる。



隣の席だったりしたら緊張し過ぎて大変そうだし、このくらいの位置関係が、ちょうどいい気がするんだ。


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