君が笑顔になれますように
ひゃっ…!
准と目が合っちゃった!!
思わず私は目を泳がせる。
「あっ…あの……准は前を見ていてもらってもいい?ほら、二人で目を合わせながら歩いていると、何かにぶつかるかもしれないし…。」
「分かってるよ。今は、桜がこっちに顔を向けるから、その時の表情を見たいと思ったんだ。」
もう私…今日は授業どころじゃないや。
准のことで頭が埋めつくされそう…。
いっそのこと授業放棄して、准のことだけ考えていたいな…。