君が笑顔になれますように
え!?



後ろを振り向いた私は息を呑んだ。



「じゅっ……准!!」


公園に私の声が轟く。



傍で遊んでいた小さな子どもたちは、肩を上げてビクッと反応しながら、私を見ている。


「あ……」



しまったあ…!!


私……また恥ずかしいことしちゃったよ〜!



たちまち顔の温度が急上昇する。



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