君が笑顔になれますように
お腹を押さえながら准をチラッと見る。


聞いてたかな?今の音…。


「動物園の中、たくさん歩いたことだし、この辺で休憩がてら、お茶でも飲むか!桜、お腹空いただろ?」


准は、思いっきり背伸びする。



う〜


やっぱり、お腹の音…聞こえてたんだ…。



いくら自然現象とはいえ、准の前で鳴るなんて…。



あんなに動物園を走ったり、はしゃいだりしたから、お腹空くのが早まったのかなあ…。



恥ずかしい…。



< 127 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop