君が笑顔になれますように
「じゃあさ…このカフェの隣の道を歩いて行った先に展望台があるよ!そこからの景色見たことある?」


「いや……ないなあ…。」

「本当!?じゃあ尚更行ってみよっ!夕暮れ時は綺麗だよ!」



身振り手振りで説明する私を准は頷きながら見てくれていた。



あそこの展望台も久しぶりに行くなあ…。


小さい頃に家族で行ったし、たまに友達と行ったこともあった。



久々の今日は……



大好きな彼と一緒に行くんだ…!



笑みが自然と零れる。



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